エクセルを使った簡単な相関の見かた

こんにには、りんしょうです。

 

今回は、エクセルを使った簡単な相関の見かたについて、ご紹介したいと思います。

 

仕事などで、データの分析などをする際に使う、

データの見かたの一つの参考となります。

 

相関とは

まず、相関とは、２つのデータの間に関係性があるかどうかを数値化したものになります。

 

例えば、身長と体重の間の関係性みたいなことです。

身長と体重の相関は見たことがないですが、それなりに相関ありそうですね。

身長が高い人は体重が重い、身長が低い人は体重が軽い、みたいな

もちろん、当てはまらない人もいるでしょうが、

それなりには相関がとれるでしょうね。

 

 

では、今回も、

ドラクエウォークのモンスターのこころのデータを使って、

相関の見かたのご紹介をしていきます。

 

こころコストとHPの間に相関があるのかを見ていきたいと思います。

下表は、モンスターのこころのデータベースの抜粋になります。

エクセルでの相関の見かた　＜手順１：散布図を作る＞

手順１としては、散布図を作ります。

散布図の作り方は、ここでは簡単に説明いたしますが、

データを選択 → 挿入 → 散布図

で以下のような図が作成されます。

上図は、よこ軸がこころコスト、たて軸がHPになります。

 

エクセルでの相関の見かた　＜手順２：近似曲線を追加する＞

次に、近似曲線を追加します。

方法は、

散布図のデータのところで、

右クリック → 近似曲線追加になります。

 

そうすると、上図のように、近似線（青点線）が追加されます。

 

 

エクセルでの相関の見かた　＜手順３：相関係数を表示する＞

最後に、相関係数を表示します。

方法は、

近似線の上で、右クリック → 近似曲線の書式設定 → グラフにR-2乗数を表示するにチェック

 

 

上図の、0.71が相関係数になります。

 

最大値が1で、相関が強く、数字が小さくなると、相関が弱いことになります。

一般的には、0.71だと、普通に相関があることになります。

 

よって、ドラクエウォークのモンスターのこころコストとHPは相関ありということになります。

でも、人工的に作られているものなので、

意図的かどうかは不明なところではありますが。

 

この相関の取り方を知っていれば、

定量的に説明できて、

説得力アップになりますね。

 

 

それでは、まずはやってみましょう。